So-net無料ブログ作成
検索選択

若槻礼次郎元首相はA型…でも首相はO型が多い [論文]

日本心理学会の論部は無料で閲覧可能のようです。
★の論文にある若槻礼次郎はA型です。
★のその他の内容は次のとおりです。
Table1は,就任回数を基準にして首相にO型が多いことを表わしたものである。このデータをカイ自乗検定で検証すると,χ2=11.27(P<.05)になる。首相にはたしかにO型の人がしばしば就任している。
★再説:衆議院議員に血液型の特徴が見られるか(I)
http://www.psych.or.jp/meeting/proceedings/72/poster/pdf/3am166.pdf
再説:衆議院議員に血液型の特徴が見られるか(II)
http://www.psych.or.jp/meeting/proceedings/72/poster/pdf/3am167.pdf
続:衆議院議員に血液型の特徴が見られるかI
http://www.psych.or.jp/meeting/proceedings/74/contents/poster/pdf/1PM085.pdf
続:衆議院議員に血液型の特徴が見られるかII
http://www.psych.or.jp/meeting/proceedings/74/contents/poster/pdf/1PM086.pdf
続:衆議院議員に血液型の特徴が見られるかIII
http://www.psych.or.jp/meeting/proceedings/74/contents/poster/pdf/1PM087.pdf

韓国のデータベースから [論文]

韓国のデータベースから、血液型と性格に関するものを調べてみました。
今回は新しい情報が5件ヒットしました。
韓国語は機械翻訳の精度が高いので助かります。

以下の4件は脳波の研究ですが、残念ながら幼児以外は目立った差がないようです。
・幼児の血液型と感情的な性向との間の関係の研究
・血液型と注意と行動性向との間の関係の研究 - 小学生対象に -
・中・高校生の血液型と脳機能と左右脳親和性との関係に関する研究
高齢者の血液型と認知機能と行動傾向との関係に関する研究
また、消費者の購買行動でも差が出ませんでした。なお、韓国では血液型マーケティングが行われているそうです…。
・消費者の購買行動は血液型と関連があるか

続きを読む


日本人女性研究者による血液型と性格に関係があるという論文 [論文]

最近、血液型と性格には関連がある、という日本人の論文[本]英語で発表されました。
ネットでは、かなり話題になっています。[わーい(嬉しい顔)]

Shoko Tsuchimine, Junji Saruwatari, Ayako Kaneda, Norio Yasui-Furukori (2015), ABO Blood Type and Personality Traits in Healthy Japanese Subjects [http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0126983]

ざっと目を通しましたが、ほぼ予想通りの結果となっているようです。
また、メインの執筆者が女性というのも、現在なら十分ありそうなことですね。[るんるん]
残念ながら、この論文だけでは細かい内容が分からないので、弘前大なり熊本大に行って直接話を聞きたいところですが、誰か仲介者を立てないと難しいでしょうか…。

一応、私の感想を述べておくと

1) 血液型によるTCI(心理学の性格検査)について
大村政男さんのTCIの結果とは違ってます。
次は、この2つに共通する結果のうち、大村さん→今回と対比したものです。
①損害回避傾向 A>O>AB>B→AB>O>B>A
②新奇追求傾向 B>O>AB>A→B=O>A>AB
報酬依存傾向 O>A>B>AB→A>O>AB>B
残念ながら、大村さんの結果も今回の結果も、上の3項目には有意差はありません。
また、他の有意差が出ている項目でも、η2(影響度を表す数値)が0.01以下なので、大して影響力があるわけではありません。
正直、差はあまりないと考えていいとかと思います。[もうやだ~(悲しい顔)]
2) DBHとの連鎖不平衡(DNA上で近接している遺伝子が連鎖して遺伝する)について
執筆者は、なぜかABO式血液型の遺伝子について、phenotype(表現型)とgenotype(遺伝子型)のみを調査しています。
実は、ヒトのB、O型は、元となるA型から「独立に何回も発生している」ので、仮に連鎖不平衡で説明するとなると、それぞれ元のA型から連鎖しているかどうか調べないといけません。つまり、サンプルのgenotypeの「全ての塩基配列」を調べる必要があるのです。しかし、なぜか今回は調べていないようですね。もっとも、もしシーケンサのデータがまだ残っているとすれば、かなり面白い結果が得られる可能性もあります。

ちなみに、私見では、

1) 単独の質問項目ではη2が0.01程度以上の結果が出ているはず。ただし、最終的に「数項目の性格特性に集約」する過程で、ほとんどの差は互いに打ち消し合って消滅するため、見かけ上は差が出ない(多くの調査で実証済み)。
2) 連鎖不平衡による影響よりは、血液型物質が直接脳神経系に影響している可能性が高い。
です。

それにして、もう少しよく読み込まないと…。[るんるん]

【追記】
そうしたら、この論文の参考文献にこんなのを見つけました。
Am J Hum Genet. 1988 Jan; 42(1): 160–166.
PMCID: PMC1715334
Linkage of a gene regulating dopamine-beta-hydroxylase activity and the ABO blood group locus.
A F Wilson, R C Elston, R M Siervogel, and L D Tran
これも読まないとダメですね。

東京学芸大の外国人留学生75人に聞きました [論文]

東京学芸大の外国人留学生75人にアンケート調査をしたところ、血液型と性格に「関係がある」「どちらともいえない+未記入」「関係がない」の割合は、いずれもほぼ1/3でした。[ひらめき]
調査の対象となった留学生の国籍は、中国が22人と多いものの、ドイツが7人、アメリカ韓国が6人と、比較的分散しているようです。
ちょっと面白かったのは、東アジアの留学生は、他の地域に比べて血液型と性格に関係の肯定的だという傾向が見られなかったことです。
もっとも、この結果が一般化できるかというと、ちょっと疑問ですが。[たらーっ(汗)]
血液型占いは一般的に日本で主に広まったといわれているが,本調査からはそれを裏づけるような結果は得られなかった。また,血液型占いを信じる留学生が韓国や台湾,中国といった日本周辺国に偏る傾向もみられなかった。
【出典】
留学生と日本人大学生との科学リテラシーの比較 : 宏観異常現象と超常現象、血液型占いに関する意識調査より
織原 義明 , 鴨川 仁 , 有澤 知乃
東京学芸大学紀要. 総合教育科学系 64(2), 351-357, 2013-02-28
[http://ir.u-gakugei.ac.jp/bitstream/2309/132670/1/18804306_64_60.pdf]

心理学では血液型と性格を分析できない!?-性格検査の問題点 [論文]

心理学でよく使われている性格検査では、血液型による性格の差をうまく検出できません。
例えば、世界的に使われている「ビッグファイブ」を使った研究では、その多くは差が出ていないのです。
やはり、血液型と性格を分析するには、既存の心理学では力不足のようですね。[たらーっ(汗)]

【海外の研究】

海外での研究の一覧は、次の韓国の論文に紹介されています。

Sung Il Ryu, Young Woo Sohn (2007). A Review of Sociocultural, Behavioral, Biochemical Analyses on ABO Blood-Groups Typology, Korean Journal of Social and Personality Psychology, 21(3), 27-55.

この論文では、「Big-Five Factor モデルを活用した研究では、すべて血液型と性格は関係がないという結論が下された(So Hyun Cho, 2005; Cramer, 2002; Rogers, 2003; Kunher, 2005)」とあります。

以下がこの論文で紹介された研究の一覧です。
Sohyun Cho, Eunkook M. Suh, Yoenjung Ro (2005). Beliefs about Blood Types and Traits and their Reflections in Self-reported Personality. Korean Journal of Social and Personality Psychology, 19(4), 33-47.
Cramer, K. M., & Imaike, E. (2002). Personality, blood type, and the five-factor model. Personality and individual Differences, 32, 621-626.
Rogers, M., & Glendon, A. I. (2003). Blood type and personality. Personality and Individual differences, 34(7), 1099-1112.
Kunher, Wu, Kristian, D. L., & Jerry, W. Lee (2005). Blood type and the five factors of personality in Asia, Personality and Individual Differences, 38, 797-808.
この韓国の論文がすごいのは、それであきらめずに、差が出ていないデータを再分析したところです。
ビッグファイブでは、個別の項目では差が出ているのに、5つの性格因子にまとめる仮定で、差が打ち消されて消滅するというの執筆者の主張で、その要約は次の通りです。
・So Hyun Choなど(2005)から該当の研究の調査データの提供を受け、個別の質問項目に対してデータを再分析してみた。
・データを質問項目別に再分析してみた結果、10個の質問項目で有意な血液型との関係が発見された。
・このように、実際に血液型による差が存在するにもかかわらず Big-Five モデルはそれを感知することができないという事実が確認された。

続きを読む


韓国の血液型研究 [論文]

その後、韓国データベースで文献を調べていたら、面白そうなものがいくつかヒットしました。
参考までに、「血液型」と「性格」で検索した結果です。
[http://kiss.kstudy.com/search/result_kiss.asp]

研究論文:血液型に応じた性質の分類と脱毛感度 イジェスク(JaeSukLee)
韓国美容協会, <韓国美容学会誌> 13巻3号. 2007 pp.1501-1507
PDF file / 7 pages)

自然科学編:血液型別の性格特性と体力検査成績に関する研究-慶尚南道地域内の男女高校生を中心に-
ジョンソボン(SoBongJung)
慶尚大学慶南文化研究所, <慶南文化研究> 5巻0号. 1982 pp.123-134
(PDF file / 12 pages)

今月の研究室:人文系、実業系の血液型別の性格特性と体力検査成績の比較 ジョンソボン、ジョンソンテ
大韓体育会, 174巻0号. 1982 pp.85-91 (PDF file / 7 pages) 今月の研究室:出生順、血液型別の性格特性と体格検査成績の比較 イヨウンウン、ジョンソボン(YoungUngLee、SoBongChoung) 大韓体育会, 172巻0号. 1982 pp.83-88 (PDF file / 6 pages)

やはりO型はストレスに強い!? [論文]

韓国の研究はほとんどデータベース化されているんですね。
うまいことに、韓国語は機械翻訳の精度が高いので、ほぼ意味はわかります。
さて、こんな面白い論文を発見しました。
なぜ日本で話題にならなかったのでしょうか?
#脳波で測定しているので、「思い込み」にはなりようがないですね。[わーい(嬉しい顔)]

韓国産学技術学会論文誌
Journal of the Korea Academia-Industrial cooperation Society / v.12 no.6, 2011年, pp.2554-2560

成人の血液型と性格と抗ストレスとの関連性の研究
A Study on the effects of one's blood type on emotional character and antistress of adults
[http://kiss.kstudy.com/journal/thesis_name.asp?tname=kisskw&key=50117192]

キム・チュンシク(ソウルベンチャー情報大学院大学); イ・ソンギュ(ソウルベンチャー情報大学院大学)
Choong-Shik Kim 1 and Seon-Gyu Yi 1*
1 Dept. of Information Management Seoul University of Venture & Information

要約 この研究では、成人の血液型が性格やストレス抵抗力との相関関係があるかを個人が持つ脳神経生理学的指標である脳波測定を用いて比較してみた。対象者は、2006年9月から2009年12月までに韓国精神科学研究所に脳波測定依頼した成人(20歳-59歳)を基準に選定した。男性1415人、女性3221人で総数は4636人である。血液型の分布は、A> B> O> AB型の順であった。分析の結果、成人の血液型と感情的な傾向とは無関係だった。しかし、ストレス抵抗力とは有意差があった。つまり、O型が他の血液型に比べて注意指数や抗ストレス指数で非常に異なっていた。ストレスを乗り越えることができる能力が高いと言えるだろう。この研究の結果、いくつかのカテゴリで血液型と意義のある相関関係を示した影響や遺伝的な役割がどのように影響するかの作用機序を解明するための研究が必要であると考えられる。

ところで、この論文の英語は文法がちょっとヘンです。まぁ、意味がわかれば…。私も人のことを言えるほど上手くもないので。[たらーっ(汗)]

[ひらめき]脳波の種類
choong1.png

[ひらめき]装置の外観
choong2.png

[ひらめき]分析結果
choong3.png

続きを読む


血液型と性格の関連についての調査的研究(吉備国際大学研究紀要) [論文]

またまた、面白い文献を発見しました。
前回の「血液型と性格の無関連性」に紹介されていた
血液型と性格の関連についての調査的研究
久保義郎・三宅由起子
吉備国際大学研究紀要(社会福祉学部)第21号,93-100,2011
です。
注釈に「本研究は,吉備国際大学社会福祉学部臨床心理学科の2009年度卒業論文として三宅由起子氏が執筆した論文に加筆・修正したものである。」とあります。卒論のデータを再分析して紀要に載せちゃうというのは、なかなか大胆という感じがします。[たらーっ(汗)]

ところで、この研究報告は、ネット上(CiNii 論文PDF)で無料で閲覧可能です。[るんるん]
いやぁ、本当に便利な世の中ですね。

さて、この文献のポイントは、

1. 日本でもビッグファイブ性格検査では差が出なかった
2. 「自分の説明書」の特徴を質問項目にしても意外と差が出ない
3. 外向性と協調性が高いほど「血液型と性格に関係がある」と回答する人が多い

です。特に3.は予想していたこととはいえ新発見です!
つまり、血液型の差を感じている人は、人間関係に気を使っている、つまり相手の性格に敏感ということです。
逆に、血液型の差を感じていない人は、相手の性格に鈍感だと…。
1.も全く予想どおりです。やはり、ビッグファイブと血液型は相性が悪いようです。繰り返しになりますが、「血液型ステレオタイプ」、言い換えれば「血液型による自分の性格の認知の差」が検出できないということなのです!
ということで、現時点の心理学のデータの大部分は、私の仮説でほぼ説明が付くことになります。[手(チョキ)]

残念なことに、この論文は「バーナム効果」と「ステレオタイプ」で混乱しているように思われます。血液型に関係なく誰にでも当てはまる「血液型の特徴(=血液型ステレオタイプ)」というのは、定義からして矛盾しているのですが…。
#まさかとは思いますが、臨床心理学的にはおかしくないのかな??

日本応用心理学会での血液型論文 [論文]

最近の日本応用心理学会での血液型論文[本]は、次の通りです。
ここ3年は、毎回同じパターンでやっているようですね。
以前は、日本心理学会が中心だったのですが…。

続きを読む


2013年の心理学大会 [論文]

2012年に引き続き、血液型の話は全般的に低調のようです。
ネットで調べた結果は次の通りです。

■2013年日本心理学会(第77回)

 2AM-129 大学生の非科学的現象に対する認識に影響する要因
  血液型性格判断を用いて
 ○山縣 宏美(西日本工業大学)

■2013年日本パーソナリティ心理学会(第22回)
 なし

■2013年日本社会心理学会(第54回)
 なし

■2013年日本教育心理学会(第55回)
 総会サイトが2014年版に切り替わったため確認できず

血液型ブームが過ぎて、県民性に切り替わったせいでしょうか?