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荒尾和彦さん 16タイプの「血液型」で、人はここまでわかる!《続報》 [新刊情報]




なぜ16タイプなのかと思ったのですが、自分と母親で16タイプということなんですね。
なるほど。
【注】最初に紹介したときからタイトルが変更になったようです。

7月は血液型本ラッシュになりそうですv(^^) [新刊情報]

7月は、ちょっとした血液型本[本]ラッシュになりそうです。[るんるん]

7/1 金澤正由樹 B型女性はなぜ人気があるのか
7/7 岡野誠 血液型人間学は科学的に実証されている!
7/19 空えぐみ 天野家四つ子は血液型が全員違う。 2
7/27 anan血液型特集号
7/30 荒尾和彦 16タイプの「血液型」で、人はここまでわかる!

能見正比古さんの誕生日が7月だから…というのは関係なさそうですが。[わーい(嬉しい顔)]

荒尾和彦さん 16タイプの「血液型」でその人のすべてが見えてくる! [新刊情報]

紀伊国屋書店のサイトから検索できます。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784837967958
なぜかAmazonはまだのようです。

王様文庫
16タイプの「血液型」でその人のすべてが見えてくる!
荒尾和彦
価格 \637(本体\590)
三笠書房(2016/07/28発売)

Tau Tia L. Douglassさん Blood Type Personality [新刊情報]


Blood Type Personality: A Guide to the Inner You

Blood Type Personality: A Guide to the Inner You



紹介のみです。
日本のアマゾンでは注文できないので、アメリカのアマゾンで注文しましたが、送料が無茶苦茶高い。
本と同じぐらいします。[バッド(下向き矢印)]


甲賀三郎さん 血液型殺人事件 (青空文庫POD) [新刊情報]


血液型殺人事件 (青空文庫POD)

血液型殺人事件 (青空文庫POD)



紹介のみです。

日下部淑美さん A型のための病気にならない食事のルール [新刊情報]


A型のための病気にならない食事のルール

A型のための病気にならない食事のルール



紹介のみです

石川幹人さん なぜ疑似科学が社会を動かすのか [新刊情報]


なぜ疑似科学が社会を動かすのか (PHP新書)

なぜ疑似科学が社会を動かすのか (PHP新書)



111ページに「血液型と性格」についての懐疑的考察がありますが、残念ながら内容が間違っていますね…[たらーっ(汗)]
大丈夫なんでしょうか?

疑似科学批判はエンターテイメント(娯楽)である [新刊情報]

疑似科学批判本は堅調に売れています。

「ニセ医学」に騙されないために   危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!



例えば、以前に取り上げたNATROMさんの『「ニセ医学」に騙されないために』が典型です(続編はこちら)。
この本は面白いし、確かに売れています。文章も、私などとは比較にならないほど上手い(苦笑)。たぶん、多くの科学的な解説は正しいのでしょう。

しかし、“グレー”と思われる部分は見事に避けているようにも思えます。
例えば、つい最近になって主流だと見なされるようになった「糖質制限」は全く取り上げていませんし、「血液型と性格」に至っては、あえて統計的な論点(差があるどうか)をボカしているように見えます。
ただ、それでも“絶賛”する人は多いようで、それはAmazonのランキングを見れば明らかです。

なぜここまで「疑似科学批判」の人気があるのかわからなかったのですが、橘玲さんの『「読まなくてもいい本」の読書案内』を読んでいてハッと気が付きました。

「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する (単行本)

「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する (単行本)

  • 作者: 橘 玲
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2015/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


最新の脳科学研究によると、「正義は娯楽(エンタテイメント)である。」と簡単に定義できるということです。
著者によると、復讐や報復を考えているときに活性化している脳の部位は、「快楽を感じている部分と極めて近い」ということがわかったのだそうです。つまり、人間は正義の行使に快感を感じるということなのです。
これを進化論的にいうと、せっかく苦労して得た獲物を仲間に奪われても抵抗しないような“人がいい”個体は、生存競争に生き残れないというです。結果として、現在まで残っているのは、必ず復讐や報復する遺伝子を持っている人々だけということになります。

疑似科学批判は、している本人にとっては間違いなく「正義」です。このことから、疑似科学批判は、ある種のエンターテイメント(娯楽)であるということになります。書店に行けば、エンタメの本は目立つコーナーに大量に山積みになっているのは言うまでもありません。
医学者であるNATROMさんなら、こんなことはがわからないはずもありません。だから、エンターテイメント性に劣る“グレー”な部分はあえて説明しないし、同じ理由で読者におなじみの学説が否定されそうなことも説明しないわけで、そういう意味では卓越したエンターテイナーと言っていいでしょう。

「正義」にはそういう性質があるということは、過去からわかっていたようで、故・山本七平氏は著書「日本教について」でこう書いています。
「われわれの正しい行ないは、ことごとく汚れた衣のようである」と。これは日本聖書協会の訳ですが、非常に下手な訳で意味がよく通じません。英訳は All our righteousness are as filthy rags.(すべてわれらの義は涜れた布切れの如し)で、ほぼこの意味ですが、原語はさらに強烈であって、この「涜れた布切れ」とは、実は、月経時のあてぎれの意味です。従って、今の日本人に最も適切と思われる表現になおせば「人間の正義は使用ずみのアンネ・ナプキンに等し」[注:現在ではアンネはあまりポピュラーではないでしょう…]となります。 しかし意味はこの語感よりはるかに強い。というのは、古代にはいずれの民族にも、経血は人を涜すという迷信があったからです。
日本教について イザヤ・ベンダサン(山本七平)
正義の使い方を一歩間違えると、カルト宗教になってしまいます。疑似科学批判は、一種のエンターテイメントと考えると、そこまでの影響力はないでしょうが、少なくとも「正義」を全面に出すのは止めてほしいものです。それよりは、「エビデンス」でしょう。

前回の小保方本のエントリーも、STAP細胞の存在を知らしめることは「正義」である、と考えると納得できるような気がします。

小保方晴子さん あの日 [新刊情報]


あの日

あの日



思わず買って読んでしまいました。
が、私もAmazonのコメント欄にあるとおりの感想です。
彼女がSTAP細胞が絶対に存在すると確信しているなら、こんな文章にはならないはずです。
#そういう文章でも困りますが…。
再現実験を何回もやって、存在を示せなかったのですからダメです。
逆に、どんなに怪しげでも、再現実験に成功すればOKです。
当然のことながらいろいろ言い訳をしていますが、そんな言い訳はどうでもよくて、何か新しい反論があるのかと期待していたのですが、特に何もありませんでした。
これでは読者は納得しないでしょう。
そういう意味では、ある意味では予想通りでしたね。

さて、ネットを見ていたら、規模は違いますが、こんな“事件”があったようです。

【炎上】京都大学の女性研究員の発見がヤバすぎて「第二の小保方さん」という指摘が殺到→京都大学が発表を削除
[http://netgeek.biz/archives/65298]

こちらもなかなかスゴイ。
京大のプレス発表は削除されてしまったようですが、原文なら全部読めます。
面白そうなので、一応全部読んでみたのですが、私のような素人には、内容が専門的すぎてよくわかりません。
しかし、彼女の書いたイラスト(!)や方程式は怪しさ満点です。
NAVERまとめにもありますが、線形で薬の副作用が99.7%予測できる(Table6)というのも奇妙ですし、なぜ「ID」が予測変数になるかも理解不能です。
統計の話なのに、Table5には特には関係がなさそうなDBソフトやOSの種類やバージョンが書いてありますし…。
こちらも、間違いなくトンデモでしょうね。

この事件で、女性ポスドクの社会的信用が落ちないことを願うばかりです。(^^;;

閑話休題。

上の2つの状況は、血液型とは全然違いますね。
血液型は基本的に統計ですから、極論すれば自分で実験する必要はありません。
入手したデータの分析ですべて足りてしまいます。
ただし、ここからが理系と文系の違いなのか、「関係ない」という結論を導くためなら、以前のデータを全く無視したり、自己の分析結果と正反対になってしまっても、全く構わないという否定論者(心理学者)の態度(?)には、正直首を傾げてしまいます。
心理学者には大変失礼な言い方になりますが、自分の研究に対する熱意というものがないんでしょうか?
小保方さんも、文系だったらここまで酷く批判されなかったのかもしれませんね。
というのが率直な感想です。

【1.30追記】
なぜ彼女がこういう心理状態なのかわからなかったのですが、とあるサイトで関連記事があり、
小保方晴子「あの日」を読みました。
そのコメント欄にはわかりやすい解説がありました。
sugawara
この問題は架空のSTAP細胞の存在を信じ込ませることから始まっていると思います。
[中略]
実験が成功しなくてもSTAPは「存在する」のだから問題は無い。いずれ誰かが実証実験で成功するはずだから、この世紀の論文のために多少のウソも方便だ、というカルト宗教なみのマインドコントロールがあったと思われます。
でなければES細胞混入という単純なミスと、大々的にSTAP細胞を煽ることとの間にある大きなギャップを説明することはできないのではないでしょうか? [01月29日 11:06]
これは、非常に納得できる説明です。なぜなら、10年ほど前のソウル大の事件(万能細胞だったかな?)でも、全く同じ構造だったからです。この時は、ソウル大の教授は本当は実験に成功していなかった。それがバレたので一大スキャンダルになりました。しかし、本人が目論んでいたように、その後の実験で成功していれば、逆に賞賛されたのは間違いないでしょう。
そうなると、小保方さんが山梨大の若山教授が大嫌いなのも理解できます。
別な人のコメント欄にはこうあります。
Kiyohito Mochiduki
小保方さんは典型的な理系研究者と比べて所謂、フツーの女の子だなあ~と思ったのが第一印象でしたが。
若山さんを嫌うのは彼がしつこいほどにエビデンスに拘る真っ当な学者だったからでしょうな。[01月29日 18:52]
これは、血液型(の否定論者)にもあてはまるのかどうかは気になります。データに関係があってもなくとも、血液型と性格は「関係ない」のだから問題は無い。いずれ誰かが実証に成功するはずだから、心理学の正当性のために多少のウソも方便だ…。
私は、たぶん違うと思いますが、どうなんでしょうか?
否定論者の性格にもよるのかな?