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5月7日 22時のTBS「林先生が驚く初耳学」は間違いのオンパレード [テレビ番組]




前回の続きです。

ところで、この番組は根本的なところが間違っています。 なぜなら、当時古川教授の「血液型と気質」があれだけヒットしたというなら、A型が受動的(Passive)、B型が能動的(Active)という、非常に単純な“ステレオタイプ”が間違いなく多くの人に刷り込まれることになるからです。
つまり、誰にでも覚えられる“思い込み”が絶対・確実に存在するので、アンケート調査なら必ずA型とB型で古川教授の言うとおりの差が出るはず。
#すべての調査で、A型が受動的、B型が能動的になる。[わーい(嬉しい顔)]

ということは、心理学の性格の定義(※)などからして、

[1] 再現性がないということはありえない。
[2]「血液型と気質」の出版された1932年には、心理学や血液型でよく使う統計的手法「χ2検定」が発表されていない(発表は1934年)のですから、「差が出ない」「再現性がない」というのは統計的な結論ではない。

※自己報告型の質問紙調査の結果は、通常「その人の性格そのもの」を表わすと受け取られている(「その人の性格」ではなく、あくまで「その人の性格の認知」を表わすというふうにもってまわった考え方は普通しない)。
【出典:白佐俊憲・井口拓自 血液型性格研究入門

いやはや、どうも。[たらーっ(汗)]

また、山岡さんの一貫した主張は、“思い込み”が存在するということですから、上で述べたこの番組内容とは真っ向から対立します。
#彼はTBSに文句を言わなかったのでしょうか?

また、林さん曰く「ブラジルとペルーは100%O型」ということですが、手元のデータでは、ブラジルのO型は47%、ペルーは80%程度です。
本当に大丈夫なんでしょうか?
#ネイティブにO型が多いのと勘違いしているのでは?

ついでに、Twitterに書いたその他もろもろです。

・科学的な根拠(因果関係)が不明でも、統計的な根拠があればOKなはず。番組では、プロ野球はO型が強いが、2004年にはB型が多いとありますが、データの出所が不明なので第三者は確認しようがない。[バッド(下向き矢印)]
・戦後のブームの火付け役は言うまでもなく能見正比古さんですが、それは1973年出版の『血液型人間学』でなく1971年の『血液型でわかる相性』です。[ちっ(怒った顔)]
・正比古さんが存命の時代には、「占い」系の本[本]雑誌記事はほとんどない。彼がチェックして止めさせましたからね。

私が気が付いたのは、とりあえずこんなところです。

そのほか、Twitterで寄せられた情報では、

ハリ天狗‏ @haritengu 5月6日
・「性格」って言うからもめるんだよなぁ。「性格」じゃなくて「行動傾向」観れば違いがよくわかるけどなぁ。
imthelonelyone‏ @chottoyomin 5月7日
・千原ジュニアもちょっとだけ出るなどおかしいと感じました。まあどうでもいいことですけど。
・番組途中で梅沢富雄がちょっと出るなど、録画時期が異なるものをつなぎ合わせていた
あまね志帆‏ @amane_onabi 5月8日
・録画して観ましたが、何故古川氏? 国内でブームの火付け役となった能見氏の著作以前の話ですよね。あくまで多くの人が納得しうる情報になるまで精製を重ね、純度を増した結晶=著作物として提供したのは、能見氏です。11人というのは、あくまで研究の出発点にすぎません。

皆さんありがとうございます。
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