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岡野誠さん 血液型人間学は科学的に実証されている! 〜血液型は細胞型の問題と理解しろ!《続》 [新刊情報]


血液型人間学は科学的に実証されている! 〜血液型は細胞型の問題と理解しろ!〜

血液型人間学は科学的に実証されている! 〜血液型は細胞型の問題と理解しろ!〜

  • 作者: 岡野 誠
  • 出版社/メーカー: リーブル出版
  • 発売日: 2016/07/07
  • メディア: 単行本


岡野誠さんの最新刊『血液人間学は科学的に実証されている!~血液型は細胞型の問題と理解しろ!』が7月に発売されました。
#残念なことに、入手が難しいようです。(*_*)

ここでは、私が興味をそそられた血液型裁判について紹介します(p169)。
この裁判は、2004年に出されたBPO青少年委員会の 『「血液型を扱う番組」に対する要望』が不当であると、岡野さんがBPOを相手取って起こしたものです。
では、この「要望」について簡単に紹介しておきます。
・血液型による性格分類などを扱った番組に対する視聴者意見が多く寄せられるようになった
・「血液型を扱う番組」は非科学的であるため、放送基準に抵触する恐れがある
・また、先天的なものである血液型によって差別が引き起こされるおそれもある
・各放送局には、血液型によって人間の性格が規定されるという非科学的な見方を助長することのないよう要望する
ところで、被控訴人[BPO]が指摘するBPOに伝達された視聴者からのクレーム件数とは具体的に何件だったのか。一審から再三に亘り、その質問を私が投げかけても無視される一方であった。正式に認知している数値は、本件要望に記載されている9件のみである。
 (中略)
ここは、控訴審裁判官への正確な判断材料として、正確なトータルクレーム件数は何件だったのかをBPOは私[岡野さん]に返答すべきであった。この報告をBPOが高裁でも拒否したがため、クレームトータル件数は、9件と認定せざるを得ない。
この記述が事実だとすると、9件のクレームでBPOは血液型を「差別」と認定できることになります。少々信じがたい話ですが…。
こうなると、BPOの中立性や、この要望の妥当性について、少々疑問になってくるのは私だけなのでしょうか?
実は、この要望は実質的に取り消されています。


それは、本書のp164から紹介されている二審の判決文にあるとおりです。

ここで、高等裁判所[控訴審]の判断で、判決内容のポイントとなる見解を下記に明示する。
「本件要望が、(中略) 血液型と人間の性格、行動パターン、病気等との関係を学術的に研究する学問自体の存在自体を否定したり、これについても占いの類と同列であるとして否定的な評価をしたりするものではないし、学術的に裏付けられた内容で、しかも、青少年にも配慮して番組を制作することを否定する趣旨を含むものとは解されない。
したがって、本件要望が、統計学を駆使し、学術的に血液型人間学を研究しているという控訴人[岡野誠さん]を侮辱したり、控訴人の名誉を毀損するものと解することはできないし、控訴人の表現の自由や幸福追求権を侵害するということもできない。」
つまり、BPOの要望は、能見正比古さんの統計学を駆使した「血液型人間学」(血液型と性格)自体を否定したものではないことになります。というか、そもそも「血液型人間学」が科学的かどうか判断する権限はBPOはないので、この判決は当然のことです。
ちなみに、当時のBPO青少年委員会の委員は7人で、うち3人が心理学者です。
当時、多くの心理学者は、血液型を「頭ごなし」に否定してしました…。
となると、この要望の妥当性はどうなるでしょう?


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