So-net無料ブログ作成
検索選択

「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」の科学性評定《驚くべき投稿と回答》 [疑似科学とされるものの科学性評定サイト]

「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」に思わず目[目]を疑うような投稿と回答が掲載されました。

首相にO型が多くても、血液型と性格には関係がないのだそうです。[パンチ]
もちろん、首相にO型が多いことは、能見正比古さんの著書「血液型政治学」[本]などで散々書かれている話です。
しかし、それが心理学者の論文で裏付けられると、統計的検定と心理学自体まで否定してしまうとは…。

さて、とある理由で、このサイトにはコメントを付けない方針だったのですが(私は付けても付けなくとも、どっちでも構わないのですが…)、さすがに「まともな疑似科学批判」のためには黙っているべきではないと思って、このエントリーに書きました。
#大げさに言えば、疑似科学批判の自己否定ですからね。
統計や心理学で「血液型と性格」が実証されてしまうと、心理学や統計を無視して「関係がない」と言い張るというのは、一体どんな“科学的”な手法やロジックを使っているのでしょうか?
回答には何も書いてないようですが…。

参考までに、以下が問題の投稿と回答です。


【投稿】
ABO FANさんのコメントを追いかけようとしましたが断念しました。
一言、読みづらい!
結局、日本の首相とO型が、統計的に相関関係がある、ということでいいのですか?それを前提に、首相をされた方々も「性格」は様々ですが、首相とO型の相関関係が、血液型と性格の相関関係に一般化できるロジックは何なのでしょうか?
できたら管理人さんに簡潔にお教えいただきたいです。
(投稿者:けん,投稿日時:2016/05/16 19:53:01)

【回答】
ご投稿ありがとうございます。
読みにくい、ですよね苦笑。どこかにまとめられたら、と思っているのですが、なかなか実行できていません。
ご質問の件に関してざっくりと……、
ABOFANさんは、日本の首相とO型(と性格)について相関関係がみられるため、血液型と性格についてはすでに実証済みである。という立場です(だと思います)。
そのロジックは何なのか、は、すみません私にはわかりません。
私は、首相とO型の間に相関関係が「出てしまう」という事象から、統計的検定で物事を論じるには限界があり、それは同時に、(実証主義における)心理学の限界でもあるのではないか、という立場です(pdfの論旨もだいたいこんな感じだったように思います)。
(回答日時:2016/05/20 10:57:59)

【参考】
なお、心理学論文では、首相にO型が多いことは確定しています。
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2014-11-22]

日本応用心理学会 第80回記念大会(2013)

14P-41 「血液型性格学」は信頼できるか(第30報)I
―衆議院議員に血液型の特徴が見られるか―
○大村 政男(日本大学
 浮谷 秀一(東京富士大学)
 藤田 主一(日本体育大学)

総理大臣に選出される衆議院議員の血液型は、Table4[省略]に示してあるようにO型が多数である。

【おまけ】
おそらく、けんさんと、管理者さんは、心理学と統計にあまり詳しくないものと思われます。
私は、心理学統計どおりに説明しているのですから…。
もっとも、これで管理者さんが、(たとえ一部にしても)能見正比古さんの統計的な分析が正しいと認めたことになります。
それはそれで、多少は意義があることだとは思います。[るんるん]

念のため、首相にO型が多い→血液型と性格は関係がある、は次のロジックです。

1.首相になる人は、一般の日本人に比べると、ある特別な性格を持っている
2. 仮に、血液型と性格に関係があるとするなら、首相の血液型分布に偏りが出るはずだ
3. 首相はO型が多い
4. よって、血液型と性格は関係がある

となります。

細かいことを言うと、2.は十分条件であり、必要条件ではありません。
言い換えれば、首相の血液型分布に偏りが出なくとも、血液型と性格に関係がないとは言えません。
たまたま、首相になりやすい性格と血液型の性格には関係がないのかもしれませんからね。
それ以外の性格なら、関係があるという可能性も捨てきれないのです。


コメント(16)  トラックバック(1) 

コメント 16

ロジック

> 1.首相になる人は、一般の日本人に比べると、ある特別な性格を持っている
> 2. 仮に、血液型と性格に関係があるとするなら、首相の血液型分布に偏りが出るはずだ
> 3. 首相はO型が多い
> 4. よって、血液型と性格は関係がある

お手本のようなロジックの間違え方だ。
by ロジック (2016-05-27 14:36) 

ABOFAN

具体的な「ロジックの間違え方」が書いてないので、何ともコメントしようがありません…。
by ABOFAN (2016-05-29 07:15) 

あちゃー・・・(ロジック)

わからないと。
恥をかかせないよう、具体的に指摘するのを控えているのだが。

by あちゃー・・・(ロジック) (2016-05-29 10:33) 

ABOFAN

よろしければご指摘をお願いいたします。
by ABOFAN (2016-05-29 10:40) 

それならば一点だけ(ロジック)

kikulogにいた頃から、必要条件と十分条件の区別がつかないのは相変わらずのようだ。

by それならば一点だけ(ロジック) (2016-05-29 10:48) 

ABOFAN

具体的な指摘がないようですね…。
by ABOFAN (2016-05-29 11:58) 

ロジック

一点と言った以上これ以上何も言いたくないのだけれども、まだ何かを望むのだろうか?
by ロジック (2016-05-29 12:25) 

ABOFAN

たぶん、ロジックさんは、次の2番目の条件の文章が、私が必要条件と十分条件を取り違えていると思っているのでしょう。

2. 仮に、血液型と性格に関係があるとするなら、首相の血液型分布に偏りが出るはずだ

確かに、厳密に言うと、こういう書き方は正しくありません。
仮に、血液型と性格に関係があったとしても、首相の性格とは関係ない可能性もあるからです(首相の血液型分布に偏りは出ません)。
逆に、首相の血液型分布に偏りがあれば、必ず血液型と性格に関係があることになります(対偶なので、ただし疑似相関等は除く)。
しかし、それをそのとおり文章化すると、非常にわかりにくくなります。
そこで、あえてシンプルにこういう書き方にしました。
よろしいでしょうか?
by ABOFAN (2016-05-29 14:32) 

あっらー・・・(ロジック)

対偶の意味もよく分かっていなかったのか。
大人しく「バカなことを書いてしまった」とするのが賢明だと思うが。
by あっらー・・・(ロジック) (2016-05-29 14:52) 

ABOFAN

申し訳ありませんが、これ以降は具体的な指摘がない場合は掲載しません。
あしからずご了承ください。
by ABOFAN (2016-05-29 16:16) 

Perochan

5か月以上経過したエントリへのコメントですみません。

おっしゃっているのは、こういうことですね。

1.(命題A)首相になる人は、一般の日本人に比べると、ある特別な性格を持っている
2.(命題B)血液型と性格には関係がある
3.(論理)AかつBならば、(命題C)首相の血液型分布に偏りが出る
4.首相はO型が多い。すなわち命題Cは真である
5.したがって、血液型と性格は関係がある。すなわち、命題Bは真である

この推論は、間違っています。その間違いの原因は、以下の2点です。

1.命題Aの真偽が不明であること。
命題Aが偽であるならば、命題Cの真偽は命題Bの真偽に影響しません。つまり、首相になる人に一定の性格の偏りがないのならば、首相の血液型に偏りがあっても、性格との関連性を示す理由にはなりません。
おそらく、首相になる人に「一定の性格の偏り」があるかどうかという調査は、されていないのではないでしょうか。

2.論理の逆を使っていること。
上記3の論理が正しいとすれば(わたしも3の推論自体は正しいような気がします)、その対偶は正しいので、「首相の血液型分布に偏りがない」のならば、AかつBではない。ということはいえます。しかし、3の論理が正しくても、その逆は必ずしも正しくないので、「首相の血液型分布に偏りがある」からと言って、AかつBであるとはいえません。
言い換えると、(A)「首相になる人に一定の性格の偏りがあって」、しかも(notB)「血液型と性格には関係がない」場合でも、「首相の血液型分布に偏りがある」ことがありえるのです。

わかりやすいように、「血液型」を他の指標、たとえば、「学歴」に置き換えてみましょう。
1.首相になる人は、一般の日本人に比べると、ある特別な性格を持っている。
2.仮に、学歴と性格に関係があるとするなら、首相の学歴分布に偏りが出るはずだ。
3.首相は大学卒の比率が高い
4.よって、学歴と性格は関係がある

これは正しいでしょうか?
by Perochan (2016-11-04 16:15) 

ABOFAN

>この推論は、間違っています。

いいえ。
心理学者はやっきとなって首相に血液型の偏りがあることを否定しようとしています。
#そして失敗しました。

首相の血液型に偏りがあっても、血液型と性格に関係がないなら、心理学者が全力で「否定」する必要はありません。
言い換えれば、否定する必要があるということは、首相の血液型に偏りがある→血液型人間学は正しいということです。

もっとも、Perochanさんが心理学や心理学者の論理を否定しようとするなら、これ以上何も言うことはありませんが(苦笑)。

ただ、(某大学のように?)統計で反論ができないのかどうか、プライベートなことに議論をスリ替えるという“疑似科学批判”もありますので、それ比べれば健全な反論には間違いありません。

とはいうものの、Perochanさんが、「血液型と性格は関係ある」という反証可能な命題を示せないのなら、(某大学と同じく?)それは「科学」ではありえないということになります。

ちなみに、心理学者や“疑似科学批判”者が、なぜこんな態度を取るのかは、「日本的儒教」で実にうまく説明できます。
この点は、そのうち改めて書こうと思っています。

【参考URL】
・日本を暴走させた「内なる中国」の幻影
 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51986965.html
・現人神の創作者たち
 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51743784.html
by ABOFAN (2016-11-10 23:50) 

あれす

>>この推論は、間違っています。

>いいえ。

いいえ。Perochanさんのご指摘はABOFANさんの論理的誤りを指摘する建設的な意見です。
そしてそれを根拠を示した上、別の例まで出して誠実に説明しておられます。少なくともPerochanさんの示された
二点の推論の誤りに対して適切な反駁なしに「いいえ」のみで済ましてしまうのは不誠実ではないでしょうか。
そもそも「首相にはある特有の性格がある」という前提が成立していないという指摘はABOFANさんの説の
バイタルパートに大きく影響するものではないかと思います。

>首相の血液型に偏りがあっても、血液型と性格に関係がないなら、心理学者が全力で「否定」する必要はありません。
言い換えれば、否定する必要があるということは、首相の血液型に偏りがある→血液型人間学は正しいということです。

上記部分に至っては、論理すら成立していません。
心理学者が全力で「否定」するものは必ず存在する或いは正しい、ということでしょうか。

また、以下の部分に関しては文意が全くわかりません。ABOFANさんは何を仰りたいのでしょうか。
>とはいうものの、Perochanさんが、「血液型と性格は関係ある」という反証可能な命題を示せないのなら、(某大学と同じく?)それは「科学」ではありえないということになります。

心理学を専攻する博士課程学生としてABOFANさんの自説に対する情熱は尊敬に価すると感じています。
また、アカデミアの世界の外におられる方が過去の論文のデータベースや最新の論文に当たることが難しいことも
理解しています。そのような困難な状況で長年研究を続けておられることは見習わなければならないなと感じています。
だからこそ、科学の土壌で推論をする際にはどうか適切な批判的思考やアカデミックライティングなどを学んでいただきたいのです。
そうでなければ、ABOFANさんの自説を適切に理解し、批判し、より洗練させることができないのです。

by あれす (2016-12-26 13:04) 

ABOFAN

あれすさん、おはようございます。

>いいえ。Perochanさんのご指摘はABOFANさんの論理的誤りを指摘する建設的な意見です。
Perochanさんの主張は「反証可能性」がない(正確には具体的な判断基準が示されていない)ので、建設的かどうかはともかくとして、少なくとも科学的な意見ではありません。

>心理学者が全力で「否定」するものは必ず存在する或いは正しい、ということでしょうか。
心理学者の主張に反するから、Perochanさんは「否定」する必要があるわけです。心理学者の主張と関係ないなら、そもそも論点として取り上げる必要はないのですよ。
逆に、分野別のデータで血液型に偏りがあったとしても「血液型と性格は関係ないのだ」と主張するなら、論理的には一貫しています。これは、「あらゆる分野別データ」は性格と関係ない(笑)とイコールになりますが、それでOKとは思えません。

>また、以下の部分に関しては文意が全くわかりません。ABOFANさんは何を仰りたいのでしょうか。
>>とはいうものの、Perochanさんが、「血液型と性格は関係ある」という反証可能な命題を示せないのなら、(某大学と同じく?)それは「科学」ではありえないということになります。
私は、なぜ理解できないのかわかりません。「血液型と性格は関係ある」という、現実なデータで判断できる基準を示してくださいということです。これは科学の基本です。それが、分野別のデータで偏りが否定できなくなったとたんに、いや性格とは関係ないのだ、関係あるというなら証拠を示せ、というのは非科学的な発想というしかありません。
それがまさに某大学でやっていることで、統計で反論できなくなると、私のプライベートなことに“論点”をずらすというのは、少々驚きました。
#ちなみに、これは立派にコンプライアンス違反ですが、無知なのか、それとも知っていてやっているのか…。
#正直なところ、コンプライアンス意識の低さにヒヤヒヤしています(苦笑)。
#アカハラなんかやってないのかなぁ…。

>心理学を専攻する博士課程学生としてABOFANさんの自説に対する情熱は尊敬に価すると感じています。
ありがとうございます。ただし、私が主張しているのは「自説」でありません。あくまで、心理学のデータとロジックです。

>また、アカデミアの世界の外におられる方が過去の論文のデータベースや最新の論文に当たることが難しいことも
ご心配ありがとうございます。ただ、最近はネットで随分とデータが取れるので随分と楽になりました。ご承知のように、某大学が典型ですが、ほとんど英語や韓国語の論文を読んでいない(読めない?)院生の方よりは、格段に私の知識が上回っています。これが悲しいかな現実です。
#ちなみに私は、某省管轄の英語検定試験では最上級を持っています。

>だからこそ、科学の土壌で推論をする際にはどうか適切な批判的思考やアカデミックライティングなどを学んでいただきたいのです。
私は、全く反対の意見です。
某大学のように、コンプライアンス違反が常態化し、英語や韓国語の論文を読んでいない(読めない?)院生がサイトを管理し、しかも統計も心理学もわからないような、“科学の土壌で推論をする際にはどうか適切な批判的思考やアカデミックライティング”を学ぼうとはこれっぽっちも思っていません。税金や科研費を使って、そういう“疑似科学批判”をし、そして私の質問にはほとんど回答拒否というのは、極めて残念なことです。

ただ、私がこんなことを書いても、反証可能性が理解できないというなら、おそらくPerochanさんと同じで、何の反応もないでしょうね。
ちょっと悲しいです。
by ABOFAN (2016-12-30 11:42) 

ABOFAN

念のために確認しておきましょう。
ABO FAN Mobile
少し理系の血液型と性格
「統計的に差がある」という論文
https://abofan.jimdo.com/%E4%B8%8A%E7%B4%9A%E8%80%85%E5%90%91%E3%81%91/%E5%B7%AE%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B-%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E8%AB%96%E6%96%87/
は事実なのですが、心理学者は全く無視しているわけです。これは、“疑似科学批判”の立場を取っている人も同じです。
なぜこんな単純明快な事実を無視するのでしょう。
また、7.と8.の論文もなぜ読もうとさえしないのでしょうか?
あれすさんはどう思われますか?
by ABOFAN (2016-12-31 20:26) 

ABOFAN

やはり、あれすさんの返事はないようですね。
ここで、ふと頭に浮かんだのが「インパクトファクター」です。
簡単に説明すると、インパクトファクターというのは、その学術論文が何回引用されたか、つまり、どれだけ影響(インパクト)があるかという数字です。まぁ、一種の偏差値のようなものといっていいでしょう。
日本の心理学者の論文は、予想通りというか、残念というか、非常に影響力が低いという結果が出ています。要するに、ほとんど他の論文には引用されていないのです。
こう言っては何ですが、私の紹介した論文の方がインパクトは何倍も高いのです。
言い換えれば、日本の心理学論文のレベルは非常に低いということになります。
あれすさんの返事がないのも不思議ではないのかもしれません。
この点は、新たなエントリーで説明しようかと思っています。
by ABOFAN (2017-01-22 17:45) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 1

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。