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シリーズ「血液型による性格診断を信じるバカ」第4回(その3) [サイト紹介]

前回の続きです。

ここでは、難波さん自身が矛盾する主張をしていることを示しておきます。
次は、以前のエントリーの再掲です。

1. 論文の客観的な評価には2つの指標がある。第一は代表的な権威ある雑誌に紙媒体として載ったかどうかだ。雑誌そのものの評価には「インパクト・ファクター(IF)」といい、その雑誌が他の専門誌に何回引用されているかという指標がある。…
2. もう一つは「サイテーション・インデックス(CI)」といい、論文そのものが他の研究者によって何回引用されたかを示す。重要な論文ほど引用される回数が多くなる。


1. は【注1】の論文の掲載誌であるPLOS oneの3.53に対して、2014年の「ネイチャー」のIFは41.45、「ランセット」は45.22、NEJMは55.87、と述べられています。
しかし、この数字は参考になるとしても、彼女の論文を直接否定する根拠にはなるとは思えません。なにしろ、小保方さんのSTAP細胞の論文は「ネイチャー」に掲載されましたからね。

そして、難波さんは「ネイチャー」に掲載された小保方論文に疑問を呈しています。

■2014年最大の茶番劇、STAP細胞騒動をまとめる その1
 [http://healthpress.jp/2014/12/2014stap.html] 2014.12.29
■2014年最大の茶番劇、STAP細胞騒動をまとめる その2
 [http://healthpress.jp/2014/12/2014stap-1.html] 2014.12.30

こうなると、難波さん自身がIFを否定しているとしか思えないのですが。[たらーっ(汗)]


疑問点はまだあります。
実は、過去には血液型と性格の関係に肯定的な論文が「ネイチャー」に掲載されていたのです。

■Beardmore, J. A. & Karimi-Booshehri, F. ABO genes are differentially distributed in socio-econimic groups in England. Nature, 303, pp. 522-524, 1983
 [http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/nature.html]

その後に、この論文に対する反論もcommentaryという形で掲載されました。

■Beardmore, J. A. & Karimi-Booshehri, F. Blood group and socio-economic class. (Commentary) Nature, 309, pp. 395-399, 1984
 [http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/nature.html]

ここで重要なのは、「ネイチャー」は血液型と性格に関係があるともないとも断定していないことです。
やはり、掲載誌のIFだけで血液型を否定するのは無理というしかないでしょう。

ところで、難波さんはなぜか1983年のこの論文については全く触れていません。
#ひょっとして、この論文を知らないのではないでしょうか?

前回前々回に書きましたが、難波さんは、どうやら能見正比古氏の著作も読んでいないようです。
こんな状態で安易に「血液型と性格」を否定するのはどうかと思うのですが…。

余談ですが、難波さんのIFを調べようと思ったのですが、英語だと"nanba K"が何人もいるので、残念ながらわかりせんでした。
ブログのプロフィールにも、日本語の著書の紹介はありますが、IFの高そうな英語論文の紹介は見あたりません。
はて?


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