So-net無料ブログ作成
検索選択

シリーズ「血液型による性格診断を信じるバカ」第4回(その2) [サイト紹介]

前回の続きです。

第4回 馬鹿な信仰〝 血液型性格論〟はこうして形成されてきた~戦後ブームを検証! 2016.02.06
[http://healthpress.jp/2016/02/post-2239.html]

では、私が「血液型エッセンス」(廣済堂文庫)を持っていないと書きました。
Amazonから現物を取り寄せましたので、その結果を報告します。

念のため、もう一度前回紹介した文章を引用しておきます。

遺著「血液型エッセンス」(廣済堂文庫)が息子の俊賢により1991年出版された。巻末に「血液型十戒」が掲げてある。その第一条がなんと、「血液型で人の性格を決めつけてはいけない」である。20年以上も「血液型で人を決めつけた」本を売り、多額の印税を稼いだあげくにこの「十戒」だ…。能見本を買って信じた読者はコケにされたわけだ。

結論として、この内容は明らかに間違っています。
「血液型エッセンス」(廣済堂文庫)の236ページには、

亡父、正比古が本書のオリジナル版をシリーズ5冊目として送り出したのが昭和五十二年[1977年]。

とあります。ですので、

遺著「血液型エッセンス」(廣済堂文庫)が息子の俊賢により1991年に出版された。

は間違いであるだけではなく、難波紘二さんはこの本をきちんと読んでいないことは明らかです。
#読んでいるなら、こんな単純ミスをするはずがない…。


また、前回説明したように、

巻末に「血液型十戒」が掲げてある。その第一条がなんと、「血液型で人の性格を決めつけてはいけない」である。20年以上も「血液型で人を決めつけた」本を売り…

も間違いです。難波さんは、

1971年『血液型でわかる相性』を書いた

と書いていますから、繰り返しになりますが、「20年以上も」ではなく「6年以上も」ということになります。

どうやら彼は誤解しているようですが、実は「血液型で人の性格を決めつけてはいけない」は、能見正比古さん自身の持論です。

「血液型活用学」(1976年)の267ページにはこうあります。

「血液型で、何型はこういう性格だと決めつけるのがイヤだ」
 と言う人がある。この言い方は、また、
「人間の性格は、血液型などで一がいにきめられないと思いますがね」
となることもある。この反論には全く困るのだ。反論にならないからである。つまり私の意見と、全く同じだからである。
 本書を読まれてきても、前著の読者も、私が性格にさまざまな多様性と、変化の幅があるあることを主張し続けていることは、おわかりであろう。人間の性格の複雑多様は、血液型でなくても、どんなものを持ってきても、決めつけることはできないし、一がいにいうことはできない。血液型に対する気質は、この多様の中から抽出してた共通傾向なのである。
 この反論を述べる人自身が、大変決めつけ好きの人であることが多い。すでに〝血液型人間学〟は、性格を決めつけるものと、決めつけている。だから、その〝決めつけ〟を反対すれば、血液型人間学を否定できるものと決めこんでいる。


1冊でも能見正比古さんの著書を読んだことがある人なら、こんな基礎基本を知らないはずがありません!
前回のエントリーにも書きましたが、難波さんから統計的な反論がないのは、「血液型人間学」について、ほとんども何も調べてないので知識がないからとしか考えられません。

今からでも遅くないですから、批判する対象はきちんと調査して、最低限の知識は持ってからしてほしいと思います。

次回は、難波さんのインパクトファクターの矛盾する主張について書こうと思います。


コメント(0)  トラックバック(1) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 1

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。