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ニュートン 2012年5月号 Topic「血液型の新常識 性格診断はほんとう? 病気へのなりやすさとの関係は?」 [新聞・雑誌]


Newton (ニュートン) 2012年 05月号 [雑誌]

Newton (ニュートン) 2012年 05月号 [雑誌]



遅ればせながら読んでみました。この号には、Topicとして『血液型の新常識 性格診断はほんとう? 病気へのなりやすさとの関係は?』があり、性格の部分はこうあります。
他人の血液型を聞いて、「○型ならば△△という性格だよね」と推測することはないだろうか。A型ならば几帳面、O型だとおおらかだという具合だ。
血液型と性格の心理学についてくわしい立命館大学の佐藤達哉教授は「血液型によって性格が分類できるという研究の報告はありません」と話す。数多くの心理学者が、さまざまな形で調査を行っているが、現在までのところ血液型と性格を結びつける明確な結果は発表されていないという。多くの心理学者は、血液型と性格に関係がないと考えている。
日本パーソナリティ心理学会も、公式ページでこう書いています。
パーソナリティ心理学と社会
Q02. 最近は血液型の本がすごく売れているそうです。私は、血液型と性格には関連はあると思っています。しかし友達は、心理学の先生から血液型と性格に関連はないと聞き、私の考えは非科学的だと言います。たしかにテレビで、血液型で性格に差がないという実験もみましたし、アメリカやヨーロッパでは、血液型と性格を関連付けた議論すらないのも知っています。 でもそれは、表面の行動にはまだ出ていないだけで、本当は関係あるのではないですか?
回答:
 血液型と性格との関係が心理学や科学の立場からは認められていないということは,最近ではテレビや雑誌などを通じて一般の皆さんにもよく知られるようになってきました。
 (中略)
アイデアが「科学的な事実」として認められるためには,そのアイデアを主張する人が科学のルールに則って集めたデータから,確実な証拠が示される必要があります。
 残念ながら,血液型と性格の関係を主張する人々の中でそうしたデータを示している人はほとんどいませんし,そうしたわずかなデータも科学のルールに則っているとはとても認められないものばかりです。いっぽうわれわれ心理学者は血液型性格判断を生み出した責任をとって[注1],自分たちで血液型と性格との関係について科学的なデータを集めてきましたが,そうしたデータからは血液型と性格の関係がほとんど確認できていないことはご存知の通りです。
[注1]血液型性格判断の基礎を作った古川竹二(1891-1940)は昭和の初めに活躍した心理学者・教育学者です。
【出典:日本パーソナリティ心理学会の公式サイト】[http://jspp.gr.jp/doc/shakai00.html]
しかし、実際には数多くの心理学者の論文で(少なくとも自己報告の性格とは)「関係が認められた」とあるのは「事実」ですから、そういう研究報告がないというのはどういう根拠なのでしょうか? その一例については、次のエントリーをどうぞ!
心理学の定説が180度変わった!(結論2009年版)
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25]

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