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昔の高校野球はO型が多い…ようです [論文]

昔の高校野球のデータですが、プロ野球と同じでO型が多くなっています。
AB型が多いというのは珍しいですね。

第39回全国高等学校野球選手権大会出場選手の心理学的考察
体育学研究 Vol. 3 (1958) No. 1 p. 105-
(一社)日本体育学会 大阪支部体育心理学研究部
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpehss/3/1/3_KJ00003402060/_article/-char/ja/

14 血液型
A型25%、B型6%、O型49%、AB型17%で、O型が非常に多く見られた。

※大阪府のデータ

2/8 21:00 フジテレビ ホンマでっか!?TV【影響】血液型本がバカ売れ? [テレビ番組]

前回の続きです。

その後、どんな影響が出たのか調べてみました。
結論を一言でいうと、血液型本が売れたということです。[グッド(上向き矢印)]
その典型が、小萩喜一さん著「人生の9割は血液型で決まる!」です。

人生の9割は血液型で決まる!

人生の9割は血液型で決まる!


この本は、放送日の2月8日に突然売れ始めて、なんとAmazonの新品在庫が消滅してしまいました!
現在は在庫がないので、出版社から取り寄せ中と表示されています。

2017.2.8 ホンマでっか!TVの影響0.png
出典:モノレート

上のグラフをみればわかるとおり、放送日の2月8日を境にAmazonのランキングが急上昇しています。
一気に400,000位から、放送直後に3,000位(上のグラフには表示されていません)にランクアップし、現在は30,000位ぐらいです。
ホンマでっか!?TVの放送後に売れ始めたことは一目瞭然です。
中古品の在庫は14冊→4冊と激減し、価格も1円→950円と急上昇で、まさにバカ売れ状態なのです。

2017.2.8 ホンマでっか!TVの影響2.PNG
出典:モノレート

これで、世間の血液型に対する認識が変わるかもしれませんね。
参考までに、kindleストアのデータを示しておきます。
なぜか、kindleストアでは放送日以前から売れ始めています。
番組のスタッフが買ったのかな?

2017.2.8 ホンマでっか!TVの影響4.PNG
出典:モノレート

2017.2.8 ホンマでっか!TVの影響5.PNG
出典:モノレート

2/8 21:00 フジテレビ ホンマでっか!?TV【感想】 [テレビ番組]

前回の続報です。

予想外の展開となりました。
タイトルからして、血液型と病気・体質・ダイエットの話がメイン…という期待は、見事に裏切られました。
まず、“ハラスメント”批判を意識してか、植木さんからは「心理学では血液型と性格は関係ない」とチクリ。
では、関係ないという話題になったかというと、その後は牛窪さんの血液型トークが爆発。
心理学者からの注意という“免罪符”を得たせいか、血液型浮気の傾向とか、その後はまるっきり血液型バラエティと化しました。[るんるん]

《主な出演者》
明石家さんま B
加藤綾子 O
マツコ・デラックス A
島崎和歌子 O
エリカ・アンギャル A 血液型ダイエット、AB型大統領が多い
篠原ともえ AB
小杉竜一 O
牛窪恵 A 血液型トーク
澤口俊之 O O型は脳が大きい
磯野貴理子 A
植木理恵 A
門倉貴史 B 最近の首相は36人中18人がO型

《気になった点》
ここで、非常に気になったのが、植木理恵さんの発言です。
「昔の心理学者(古川竹二?)が病気から性格を類推した」「A型はピロリ菌を持っている」「血液型の性格診断テストは病気のやりやすさからの推論」は心理学的にも間違いです。
もっとも、彼女はシナリオどおり喋っているのでしょうから、おそらくライターが間違っているのでしょう。
誰かチェックしなかったのかな?

《今後の展開》
視聴率がどうなるかのですね。
視聴率が上がれば、たぶん2004年の「血液型バブル」の再来になるものと思われます。
どうなんでしょうか?

2/8 21:00 フジテレビ ホンマでっか!?TV【続】 [テレビ番組]

前回の続報です。
B型は長生き?という情報を見つけました。[ひらめき]

【1】ニッセイ基礎研究所
 日本人のABO血液型頻度はA型4割、O型3割、B型2割、AB型1割であるが、これに対して百寿者(269名)はA型34%、O型29%、B型29%、AB型8%といった調査結果もあり、この中ではB型が長寿傾向の可能性が高いと言われている(広瀬ら1992年)。
 [本]長寿科学研究からみる予防行動と健康指導の新たな視点
 http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=37269?site=nli

【2】人民日報日本語
 血液型がB型の人は温和で物静かであり、ゆったりと落ち着いていて、争うこともあまりしない。長寿の人の中でB型の人は83%を占める。
 [本]百歳まで長生きする人に多い10条件
 http://j.people.com.cn/94471/6462687.html

本当なのかな?

【追加】東京都健康長寿医療センター
 ABO式血液型は物質は糖鎖であるが、B型が長寿に関連している可能性が示唆された(Hirose, N. et al. Exp. Gerontol. 39, 1563-1565, 2004, 研究協力者広瀬の論文)
 [本]東京都健康長寿医療センター研究所 副所長 遠藤玉夫さん
 科研費 2013年度 研究成果報告書(基金分)
 超百寿者解析による健康長寿マーカー探索とその生物学的意義
 https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-24659141/

2/8 21:00 フジテレビ ホンマでっか!?TV [テレビ番組]

久しぶりに血液型の話題地上波[TV]でやるようです。[グッド(上向き矢印)]

2/8 21:00 フジテレビ ホンマでっか!?TV
2017年2月8日(水) 21時00分~21時54分
「100歳以上生きられる可能性が1番高いのは●型!?」果たして、血液型だけで人生は変わるのか!?
 話題沸騰!明石家さんまと強烈キャラクターの評論家軍団が爆笑トークを展開していくバラエティー。今回もホンマでっか!?な情報盛りだくさんでお送りする。  〈血液型で人生は変わるのか!?〉では、スタジオ出演者たち全員が「血液型バッジ」をつけてトーク!「100歳以上生きられる可能性が1番高いのは●型!?」というホンマでっか!?な情報について激論を交わしていく!果たして、血液型だけで人生は変わるのか!?血液型トークが止まらない!
http://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/index.html

リカちゃんはO型


公式 リカちゃん完全読本 50th ANNIVERSARY

公式 リカちゃん完全読本 50th ANNIVERSARY

  • 作者: タカラトミー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

リカちゃん誕生50周年ということで、日経プラスワン(2017年1月14日付)にリカちゃんの血液型が紹介されていました。
それによると、リカちゃんは白樺学園に通う11歳の小学5年生。おうし座でO型だそうです。
ただし、精神科医の香山リカさんはB型です。

「思い込み」が存在するという論文は少数派 [疑似科学とされるものの科学性評定サイト]



多くの心理学論文では、血液型によるデータに偏りがない、言い換えれば差がないものとされています。
しかし、これらの論文を影響力で重み付けをした「インパクトファクター」で比較してみると評価が逆転します。差があるというものが圧倒的に優勢なのです。それは前回のエントリーに書いたとおりです。
もっとも、差が出ているとしても、それは「本当の差」ではなく、あくまで「思い込み」による見かけ上のものだ。だから、本当は血液型と性格には関係がない。という心理学者も決して少なくありません。
そうでしょうか?

ここでまた、前回紹介したインパクトファクターで比較してみましょう。
心理学では、本人の回答をそのまま採用するのが原則です。まじめに回答しない不心得者は、ごく一部だということが大前提なのです。まぁ、当然といえば当然で、ウソの回答が大部分ではその調査の信頼性はゼロですからね。

たとえば、心理学の性格検査でいうと、
自己報告型の質問紙調査の結果は,通常「その人の性格そのもの」を表わすと受け取られている(「その人の性格」ではなく,あくまで「その人の性格の認知」を表わすというふうにもってまわった考え方は普通しない)。
【出典:白佐俊憲・井口拓自 血液型性格研究入門
とあります。

この白佐さんらの考えに従うと、血液型に関する調査だけ、「思い込み」による“ウソ”の回答だと主張するのは相当無理があります。

それに、血液型と性格に関係がないと主張する多くの心理学者は、血液型によるデータに差がないというのが、「関係がない」根拠としています。たとえデータに差があったとしても「関係がない」のなら、このデータには何の意味もありません。差があってもなくとも「関係がない」なら、手間と時間をかけて調査するだけムダというものです。

それだけではなく、血液型と関係しているといわれている「神経質」「おおらか」「マイペース」などを質問すると、回答者の血液型によってバイアスがかかっているということになります。ここまで行くと、性格検査などは、血液型によってその“パイアス”を補正する必要があるはずで、かなり大変なことになってしまいます。もちろん、そんな話は誰も聞いたことがありません(笑)。

つまり、血液型に関する調査だけが「思い込み」による“ウソ”の回答をしているなんて、本心から信じている人はいないのです!

そういうことですから、インパクトファクターが示されている論文で、「思い込み」の存在を仄(ほの)めかしているものは、私が知る限りただ1つだけです。
#ただし、この論文は差があるのは思い込みのせい「だろう」とあるだけで、直接的に存在を証明しているわけではありません。
1.785(IF2015/2016)→Physica A: Statistical and Theoretical Physics Beom Jun Kim, Dong Myeong Lee, Sung Hun Lee and Wan-Suk Gim (2007) Blood-type distribution A psychological implication for the case of B-type males is also suggested as an effect of a distorted implicit personality theory affected by recent popularity of characterizing a human personality by blood types. Physica A: Statistical and Theoretical Physics, 373(1), 533-540.

ということなので、わざわざ調べるまでもなく、その他の多くの論文には、「思い込み」が存在するなんて書いてありません。

結局、論文に影響力で重み付けをした「インパクトファクター」で比較してみると、「思い込み」が存在するとはいえないのです。

補足しておくと、調査人数ベースでは、圧倒的に血液型によって「差がある」という結果が得られています。
ただし、インパクトファクターがついた論文はありませんが、調査方法が妥当であれば問題ないでしょう。

調査人数トップ10 top10.PNG
※金澤正由樹さん「B型女性はなぜ人気があるのか」P103より

トランプ大統領(A型)のGalaxy S3


トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ (ちくま文庫)

トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ (ちくま文庫)


最近のトランプ大統領(A型)の言動を見ていると、なんとなくデジャブー感を感じます。
たとえば今話題になっている「壁」です。
確かに彼は、アメリカとメキシコの国境に壁を建設するいう公約を掲げていました。でも、本当にこの公約を実行すると信じている人は少数派だったはずです。
そもそも、3200キロメートルという国境に壁を建設するとしたら、いくらするのかわかりません。節約したとしても相当な費用がかかることは確かです。
どこからそんな財源を捻出するのでしょう?
なにしろ、アメリカ政府の予算は議会が承認しないといけないのです。大統領が決断しても、先立つものがなければなんともなりません。
ところが、費用はメキシコからの輸入品の関税から支出するというですから、以前からこの案を考えていたに違いありません。
まさに「有言実行」の大統領です。

TPPの破棄もそうです。
就任当日にTPPを破棄するとは、誰も思っていなかったでしょう。
選挙のときの公約ですが、さすがに当選すればもう少し“現実的”な政策に転換するものと思っていた人が大部分ではないでしょうか。

が、しかしです。
確かにどっかで経験したことがある、というデジャブ感がどうしても頭を離れません。
しばらく考えて、やっと思い出しました。
「郵政民営化」や「郵政解散」をやってのけた小泉純一郎元首相(彼もA型)です。
言葉で説明するのは難しいのですが、なるほど、これがA型的なトップなのかな…と。
もっとも、もう少しA型の意見を聞いてみないといけませんが(笑)。

余談ですが、愛用しているのは“Galaxy S3”とのこと。
古いスマホでツイートしているらしいので、セキュリティが危惧されています。
ニューヨークタイムズにも叩かれました。
それに、Galaxy S3なら韓国製のはずですし(最近のGalaxyはベトナム製もあります)、大部分の部品は日本製でしょう。
America Firstとはちょっと違うような…。
これもA型の意見を聞いてみないとわかりませんね。[たらーっ(汗)]

否定的な心理学論文は学術的な評価が低い [疑似科学とされるものの科学性評定サイト]


ダメな大人にならないための心理学

ダメな大人にならないための心理学

  • 作者: 山岡 重行
  • 出版社/メーカー: ブレーン出版
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本

以前のコメントにも書いたのですが、血液型と性格に否定的な心理学者が書いた論文の「インパクトファクター」(IF)を調べてみました。
インパクトファクターというのは、その学術誌に掲載された論文が何回引用されたか、つまり、どれだけ影響力(インパクト)があるかという数値です。
まぁ、その学術誌の一種の偏差値のようなものといっていいでしょう。
掲載論文の引用回数が多ければ多いほどインパクトファクターが高くなるので、当然ながら有名な雑誌ほど数値が高くなります。
世界でトップクラスのNatureになると、何十というびっくりするような数値になります。それだけ引用される回数が多いということなのですね。
#対して、日本の学術誌の多くは1以下です…。残念!

ところで、インパクトファクターを計算できるのは、雑誌に限りません。研究者の数値も計算できるのです。
研究者のインパクトファクターは、その研究者の論文が掲載された学術誌のインパクトファクターを合計すればOKです。
一言で言えば、この数値が高ければ高いほど、優秀な研究者ということで、潤沢に研究費も使えることになります。
#数値を絶対視するのもどうかと思いますが、傾向を知ることはできます。

早速、血液型と性格に否定的な心理学者が書いた論文のインパクトファクターを調べてみることにしましょう。
まず最初は、山岡重行さん(聖徳大学)のインパクトファクターです。
が、驚いたことに――そして極めて残念なことなのですが――彼の書いた論文のインパクトファクターは、なんとゼロ(!)です。
では、菊池聡さん(信州大学)のインパクトファクターはどうでしょうか?
彼のインパクトファクターは連名では0.926ですが、論文の執筆者では末尾の方なので、実質的にはほとんどゼロです。また、血液型に関する論文では、インパクトファクターが付いたものはゼロとなります。

ついでに、疑似科学とされるものの科学性評定サイトでは、血液型性格診断の「参考文献」と「参考リンク」に紹介されている文献のインパクトファクターは、全てゼロです。
このサイトの管理者さんのインパクトファクターも、公開情報から読み取れるものはゼロというしかありません。
#なんら科学的な議論がされていないし、される見込みもないということなのでしょうか…。
ということで、多くの心理学者は、学術的な評価が低いインパクトファンターがゼロの文献をベースにして、血液型性格診断という“疑似科学”を否定していることになります。
ふぅ。

目を海外に転じると、統計データに差が出た(関係がある)という土嶺章子さんの論文(英語)のインパクトファクターは3.057(!)と、心理学者の論文より遙かに高くなっています。また、別の論文で韓国人が書いた物理学誌の論文(英語)のインパクトファクターは1.785です。
そこで、手元の論文でザックリ計算してみたところ、関係ありが46.052、関係なしが5.838となりました。
このように、インパクトファクターで判断する限り、関係があるという結論が圧倒的に優勢といっていいようです。

インパクトファクターが低く、研究者としての実績はあまりないというなら、“アカデミック”な立場からといった、上から目線のコメントすべきではないと思います。
少なくともネット上では平等に議論させていただきたいものです。

余談ですが、菊池誠さん(大阪大学)のインパクトをファクターも調べてみました。
論文のリストは次のアドレスに公開されています。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/papers/
このリストから読み取れるのは、第一執筆者である論文が一つもない(!)ということです。
正確なインパクトファクターは計算できませんが、相当低いことは間違いないでしょう。
血液型性格診断という“疑似科学”を否定するのに、これでいいんでしょうかね?

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新装版・負け組のO型こそタレント嫌いで主張せよ! [新刊情報]


新装版・負け組のO型こそタレント嫌いで主張せよ!

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岡野さんの新刊が出たようです。
以前に出版したものの新装版らしいのですが、何か追加した部分があるのでしょうかね。
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